こんにちは、Autumn(オータム)です。
「プログラミングは独学じゃムリ」と言われるのは、そもそも継続することが難しいから。
プログラミング学習の挫折率は90%と言われるほどです。
・仕事が忙しくて継続して勉強できない。。
・どうしても他のことを優先して時間が取れない。。
・やらなきゃ、と思いつつもやる気が出ない。。
すでに独学で始めている方であれば、そんなことを考える瞬間があるのではないでしょうか?
そんな方のために今回は、プログラミング学習を継続する方法を具体的に解説していきます。
今回の内容をそのまま実践すれば、誰でも「継続する力」を身につけることができるようになるはずです。
・前職で住宅会社の営業マンとして4年間勤務
・働きながらプログラミングを完全独学で半年間継続
・デザイン会社にフロントエンドエンジニアとして転職
・現在はWEB制作とWEB広告運用のサポートに従事
プログラミング独学を継続できない要因
まず、プログラミングを独学で継続できない要因は何かを理解しておきましょう。根本がわかれば、解決する方法も見つかります。
大きく分けると以下の2つです。
- ・外的要因(自分の周りの環境によるもの)
- ・内的要因(自身のマインドによるもの)
それぞれ解説していきますね。
外的要因(自分の周りの環境によるもの)
ざっくり言うと、「学習環境が整っていない」ということです。
- 学習する言語の種類
- 学習に使う教材
- 始めるための準備
独学の場合、これら全てを自分で選択し、実行していかなくてはいけません。
小・中学生の頃、学習教材や学習方法をイチから自分で考えてた人なんてほぼいないですよね。
誰かが用意した学習環境の中でしか勉強したことない我々には、スタートからいきなりハードモードなわけです。そりゃ独学を挫折する人が多いのも納得です。
内的要因(自身のマインドによるもの)
そしてもう一つが「内的要因」、つまり「モチベーション・やる気」など、自身の精神面による影響です。
仮にいくら環境が整っていても、本人にやる気がないのなら意味がありません。
「やらなきゃ、と思いつつもやる気が出なくて。。」とついつい勉強をサボっちゃう人、結構多いですよね(ちなみに私も経験済です)。
継続できない原因を克服する方法
プログラミング独学が継続できない2つの要因がわかったところで、次にそれぞれの解決策を解説していきます。
外的要因を克服する方法
学習する言語によって変化はありますが、学習教材・方法に関しては下記の3ステップで大体は対応できます。
- youtube動画で基礎を勉強
- 模写コーディングによるアウトプット
- ポートフォリオ作成
より詳しい内容は別の記事にまとめていますので、そちらを参考にしてください。
学習の前準備としては、ノートパソコンとコードを書くためのエディタを準備すればOK。
エディタはマイクロソフトが出しているVisual Studio Codeが一番使いやすくてオススメです。無料かつネットでダウンロード可能ですので、サクッと入手しちゃいましょう。
「google検索力」も鍛えよう
また、プラスで「google検索力」を鍛えるようにしましょう。
わからないことを調べたり、エラーを対処する時にネット検索は必ず使用しますし、検索力がある人はプログラミングスキルの上達も早いです。
下記の記事に検索のコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
内的要因を克服する方法
内的要因を克服するには、「やる気・モチベーションに左右されない状況」を作ることが必須です。
一言で言うと、「学習の習慣化」です。
無意識に「勉強しよう」と体が動くレベルまでいくと、むしろ勉強しないと気持ち悪いと感じるようになり、継続が当たり前になります。
「いや、それができねーから困ってんだろ!」
そんなあなたの怒りが聞こえてきそうですね。笑
なので、次の章ではプログラミング学習を習慣化する具体的な方法を解説していきます。
プログラミング学習を習慣化する方法
習慣化の基準は色々ありますが、今回は1日1時間勉強する習慣を身につけるための方法を解説していきます。1時間毎日できるようになれば、人生マジで激変します。
内容は以下の3ステップです。
- ・1日15分で完結する勉強を1ヶ月続ける
- ・平日に30分・休日に1時間勉強することにチャレンジ
- ・平日1時間勉強する時間を確保する
順番に解説していきます。
1日15分で完結する勉強を1ヶ月続ける
「1日1時間って言ってたのに、15分って短すぎでは?」
そう思う方もいるかと思いますが、落ち着いて私の話を聞いてください。
一つのことを継続するためのポイントは、「小さな達成感を積み上げること」です。
完全に習慣化されるまでは、どうしてもモチベーション・やる気の上下が影響してきます。なので、できる限りモチベーションが下がらない工夫をすることがとても重要なんです。
動画で勉強する、コードを写経する、なんでも構いません。毎日15分一番自分が簡単にできる勉強を1ヶ月継続しましょう。
たとえ15分でも1ヶ月毎日実行することができれば達成感を感じることができるはずです。そして、その経験が次のステップに上がるための大きな糧となります。
日本の社会人の1日の平均勉強時間は約6分
過去に総務省が出しているデータで、日本の社会人の1日の平均勉強時間は約6分という驚きの結果が出ていて、アジアでは最下位だそうです。
よほど日本人は勉強しない国民だということがわかります。
それからすると、15分やれば平均の2.5倍勉強していることになるので、決して悪い数字ではないと思います。
平日に30分・休日に1時間勉強することにチャレンジ
第1ステップをクリアしたら、次は少し量を増やしてみましょう。
お仕事がある日は1日30分、休日は1日1時間ぐらいがちょうどいいかなと思います。
ここでのポイントは一気に量を増やしすぎないこと。前よりも少し負荷がかかるぐらいの時間設定で始めてみましょう。
私の場合は、下記のような感じで1ヶ月続けました。
平日:朝の15分+スキマ時間15分
休日:午前中に1時間実施
休日の午前中に勉強するのは、朝早く起きる理由を作ることができるのと、午後を自由な時間を使えるようにするためです。
平日1時間勉強する時間を確保する
ここまで来れば、勉強する習慣はだいぶ身体に染み付いているはずです。
後はより多くの時間を確保する工夫をするだけ。そのやり方はシンプルです。
- 勉強時間確保するための4ステップ
- ①朝起きて夜寝るまでの行動をリストアップ
②リストの中で今の自分に必要なことから優先順位をつける
③優先順位の高いものから順番に必要な時間を分配
④余った行動リストは明日からしないようにする
上記の方法を使えば、余計な行動を削減し、1日の質が高まること間違いなしです。
その頃には、プログラミング学習の優先順位も高くなっているはずなので、1時間確保することは簡単にできると思います。時間の再配分が完了したら、後は次の日から行動リストに従ってバシバシ実践していきましょう。
朝に実施するのがベスト
勉強する時間帯は人それぞれなので自由でいいと思いますが、ベストなのは起きてすぐ朝一番です。
理由を挙げると以下の2つです。
- ・朝が一番脳がフレッシュな状態なので記憶に残りやすく、効率が良くなる
- ・夜はマイナス思考が強くなってしまうから
働きながらの学習だと、夜は日中の疲労が溜まっているし、仕事のストレスなどでマイナスなことを考えてしまう傾向にあり、その状態だと勉強効率も悪くなってしまうんです。
普段より30分早く起きるだけで勉強時間が確保できますし、生活リズムも整っていくのでオススメですね。
最初は継続することを目的にしても良い
よく「継続することを目的にしてはいけない」と言われますが、始めたてのうちは別に目的にしてもいいんじゃないかなと思います。
内容はどうであれ、「プログラミング独学を1ヶ月毎日継続できた」という事実は少なからず自信につながります。
「継続するのってちょっと楽しいな」と感じるようになってから次の目的に移行、でも全然OKですよ。
コツコツ積み上げる楽しさは、継続した者にしか理解できません。ぜひその扉を自分の力で開いていきましょう。
「継続力」はエンジニアの必須スキル
エンジニアの仕事をしている人は基本毎日勉強しています。時代が進むにつれ、技術がどんどん進化し、今まで使えていたモノがすぐに時代遅れになるからです。
逆に継続して勉強することができない人は、どんどん淘汰されていく業界です。
もしこれからプログラミングを勉強してエンジニアになりたいのであれば、今日お話した内容をぜひ参考にして、「継続する力」を養ってください。
また、勉強を始めて1ヶ月〜3ヶ月でどれぐらいのプログラミングスキルが付くのか、気になる方は下記の記事を読んでみてください。
読んでいただき、ありがとうございました!