こんにちは、Autumn(オータム)です。
最近自分のキャリアのためにエンジニアに転職しようと考える人が増えてきました。
しかし、どう勉強すれば良いのかわからず、スタートで挫折する人がとても多いのも事実。
「未経験だけど今から勉強してエンジニアに転職したい!」
「今後のキャリアを考えてエンジニア転職を希望している」
「できる限り早く転職したい!」
そんなあなたのために、未経験・知識ゼロの状態からでも半年でフロントエンドエンジニアに転職するためのロードマップを作成しました。
この記事を読むだけであなたは以下の3つを学ぶことができます。
- プログラミングの勉強手順
- 勉強する上で必要なマインド
- フロントエンドエンジニアになることで実現する未来
「プログラミング独学はムリ」とよく言われますが、正しい方法で継続できれば転職は可能です。エンジニアへの第一歩を一緒に踏み出しましょう!
エンジニアを目指すか迷っているあなたへ
おそらくこの記事を読んでいる方の中には、エンジニア転職を目指すか悩んでいる方もいるはずです。
なので、本題に入る前に、一つあなたに質問です。
「あなたは、自分の今の仕事に誇りを持っていますか?」
「今の仕事には誇りや自信を持てない、、」
「このまま続けても成長できる未来が見えない、、」
「どうせならもっと楽しい仕事がしたい!」
もし少しでもそう感じたのなら、あなたはエンジニアになることを強くオススメします。
その理由は大きく3つあります。
- 社会的価値が高まっている
- 年収アップも見込める
- クリエイティブな仕事である
社会的価値が高まっている
この記事を読んでいるあなたが「エンジニアへの転職」に価値を見出しているように、今後エンジニアという職種は、今よりも認知が広まり、社会的価値が上がっていくでしょう。
国の調査でも、日本では、今後数十万単位でIT人材が不足するだろうというデータも発表されています。
現在勢いのある企業は、優秀なIT人材の奪い合いをしている状況です。今からでも勉強して優秀な人材になることができれば、あなたの市場価値はどんどん上昇していくでしょう。
年収アップも見込める
20代の平均年収が400万円前後と言われていますが、プログラミングスキルを磨き、実績を積めば1〜2年で平均年収を超えることは余裕であり得ます。
しかも、WEB制作などの副業をこなせば、副収入として月10万稼ぐことも全然可能です。
今の仕事を続けても、2〜3年後に年収がアップしている未来が見えないのなら、早いうちに転職を検討するべきです。
クリエイティブな仕事である
エンジニアは、ユーザーとクライアントそれぞれが求める要素を掛け合わせて一つの形にしていく、クリエイティブでやりがいのある仕事です。
「ものづくり」の仕事がしたい、自己表現できるものを作りたい方には最適な仕事です。
しかも、パソコン一台で仕事ができるので、比較的自由な働き方も実現できるのも大きなメリットですね。
エンジニアの種類を把握しよう
「エンジニア転職をするぞ!」とモチベーションが上がったところで、まずはエンジニアの種類を把握しておきましょう。
エンジニアは大きく分けると「バックエンド」と「フロントエンド」の2種類に分類されます。業務内容としてはザックリいうとこんな感じ。
- フロントエンドエンジニア
- ・HPやアプリケーションの制作がメイン
・ユーザーが触れる部分を作る仕事
・リモートワークの仕事もあり - バックエンドエンジニア
- ・サーバー管理やデータベース管理などがメイン
・ユーザーが普段触れない部分を作る仕事
・基本会社に出て仕事する
未経験ならフロントエンドがオススメ
もちろんどちらも需要のある職種ですが、未経験からの転職であればフロントエンドをオススメします。
理由は以下の3つです。
- 仕事のイメージがつきやすい
- 必要な言語が比較的勉強しやすい
- 後々フリーランスになることも可能
仕事のイメージがつきやすい
フロントエンドエンジニアは、ホームページ制作やアプリ開発など、一般の方でも触れたことのあるものを取り扱うので、直感的にどんな仕事をするのかイメージしやすいのがポイント。
最初は右も左もわからない状態からのスタートですが、「何を作るために勉強するのか」をわかっておくだけでモチベーションが大きく変わります。
また周りの人にもクリエイティブなイメージを持たれる傾向があるので、エンジニアというだけで知的な印象を与えることができます。(あくまで私個人の意見です。笑)
言語が比較的勉強しやすい
フロントエンドエンジニアに必要な言語は、バックエンド系の言語に比べると勉強しやすいのも特徴です。
書店にいけば参考書も揃っているし、何かわからない部分を調べたい時でも、ネット検索すれば大抵の情報は得ることができるので、働きながらの転職を検討する人には相性がいいです。
後々フリーランスになることも可能
フロントエンドエンジニアは、基本的にパソコンさえあればどこでも仕事ができるので、後々フリーランスエンジニアとして独立することも可能です。
逆にバックエンドエンジニアは仕事の内容上、企業に常駐する案件が多いため普通のサラリーマンと変わらない生活になりがちです。
自由な時間を確保したい!という方はフロントエンドエンジニアを目指すのが無難です。
半年の独学でエンジニア転職するための手順
ここからは、半年でフロントエンドエンジニアに転職するための手順を解説していきます。
半年間の内訳は以下の通り。
エンジニア転職ロードマップ
1ヶ月目:HTML・CSSの勉強
↓
2ヶ月目:静的なページを3枚作成
↓
3ヶ月目:Javascriptの勉強
↓
4ヶ月目:wordpressの勉強
↓
5~6ヶ月目:ポートフォリオ作成・転職活動
順番に解説していきます。
1ヶ月目:HTML・CSSの勉強
エンジニアへのファーストステップは、HTML・CSSの勉強から始まります。
この2つの言語は「マークアップ言語」といい、インターネット上に文章や画像などを表示させたり、加工して見え方を調整する言語です。
ここが一番の基本になりますので、まずは文法やタグの種類などを一通り勉強するところから始めましょう。
ただ、本や動画を見ただけではスキルが定着することはありません。
こればっかりは、自分のエディタでコードを書いて、体で覚えていくのが一番の近道です。
詳しい勉強方法については別の記事にまとめているので、そちらを参考にしてみてください。
初心者の半分以上はここで挫折する
継続できずに辞めてしまった人の理由の大半が「勉強する時間が取れない」。
たしかに、仕事をしながらの勉強は体力的にも精神的にもかなりハードです。私も夜の9時前後まで仕事することが多かったので、途中で寝落ちしてしまったことも何度もあります。
ですが、ここは踏ん張りどころだと覚悟を決めて継続しましょう。
最初の1ヶ月を乗り越えれば、「勉強する習慣」がだんだんと身についてきて、自然と勉強時間も確保できるようになります。継続する習慣を身につけるコツを下記にまとめましたので参考にどうぞ。
2ヶ月目:静的なページを模写コーディング
基礎を一通り勉強したら、次は実際にWEBページの模写コーディングをしていきます。
何を模写したらいいかわからない方は、Codestepさんのページが超オススメですので参考に練習してみてください。【入門編】と【初級編】の2つを実践すれば、簡単なページの作り方は理解できるかと思います
最初は100%キレイにできなくても全く問題ありません。大事なのはその過程で得られる経験です。失敗を恐れずどんどんコーディングを進めていきましょう。
ハードルが高いなと感じる方は、ソースコードを見てそのまま写経するのもありです。
3ヶ月目:Javascriptの勉強
静的なページが作れるようになったら、次はJavascriptの勉強に入ります。
Javascriptは静的なページにアニメーションやエフェクトを追加するために使用します。
HTML・CSSに比べて学習難易度は上がりますが、重要性の高い言語ですので、頑張って使えるようになりましょう。
Javascriptをいち早く習得するコツや効率の良い勉強方法はこちらの記事を参考にしてください。
ここまでしっかりと勉強すれば、基本的なページ制作は一通りできるようになっているはずです。
4ヶ月目:wordpressの勉強
ここまでの知識でポートフォリオを作成し、転職活動を開始する方もいますが、より有利に進めていくのであれば、wordpres(ワードプレス)のスキルも学んでおく必要があります。
実際の案件としては、HTMLで書いた静的なページをwordpress化して、動的なWEBサイトに変換するのが一般的です。
なので、同じようにHTMLページのwordpress化を実際に自分でやってみるのが一番の近道です。
また、作成したWEBサイトは転職活動をする際のポートフォリオとして使うことができますので、手を抜かず気合を入れて作成することをオススメします。
wordpressの基本・勉強方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
サーバーの契約と独自ドメインの取得が必要
wordpressでサイトを制作するには、レンタルサーバーと独自ドメインが必要になってきます。
レンタルサーバーは月額の費用がかかりますが、将来の自分への投資だと思って申込みましょう。以下の2つから選べば間違いないかと思います。
自分でサーバーにページをアップロードする作業も後々必要になりますので、ここでやり方を押さえておきましょう。
また、独自ドメインは「お名前.com」などのドメイン販売サイトで取得すればOK。
ドメインは基本どんなものでも大丈夫です。安いものは1円で買えたりするのでサクッと取得しておきましょう。
5~6ヶ月目:ポートフォリオ作成・転職活動
転職活動で最も大事なのが、「情報収集」です。転職を成功するかはここで決まります。
企業の種類、求人内容、エリアなど、業界・企業分析を行いましょう。転職サイト・エージェントを活用すれば、幅広い情報を簡単に集めることができます。
オススメの転職サイトと、転職エージェントの活用法を別記事にまとめました。チェックしてサクッと登録しておきましょう。
ポートフォリオを作成&面接の練習をしよう
フロントエンドエンジニアに転職するためには、企業に提出するためのポートフォリオが必要です。詳しい作り方に関しては下記にまとめていますので参考にしてください。
また、面接に関しては数をこなすことが大事です。
新卒で面接を経験しているとはいえ、ブランクがあるので最初の1、2回目は緊張してうまく話せないことが多いです。最初の1〜2回は本命ではない企業で面接の練習をするなど工夫しましょう。
3〜4回こなしていくと、だんだんと自分のスタイルが見えてきます。その段階で本命にアタックすることができれば内定にグッと近づきます。
また、面接時によく聞かれる質問については事前に準備をしておきましょう。私自身が転職活動時によく聞かれた質問をまとめました。
独学で挫折したらプログラミングスクールも検討してみましょう
ここまで私の経験をベースに、半年でフロントエンドエンジニアに転職する方法を解説してきました。
しかしながら、
「独学で初めてみたけど挫折しそう、、」
「一人で勉強するのはモチベーションが保てない、、」
と、頭を悩ませる方もいるかと思います。
正直いって、独学でエンジニア転職を目指すのは決して楽な道ではありません。誰でも可能かといえば、そうとは言い切れないのが現実です。
「それでも本気でエンジニアに転職したい!」
という高い志を持っている方はプログラミングスクールを検討するのもアリだと思います。
それなりにお金はかかりますが、その分下記のように多くのメリットがあります。
- 気軽に質問できるプロのエンジニアがいる
- 一緒に勉強する仲間が増える
- オンラインで受講できるので場所を選ばない
特に、質問できるエンジニアが近くにいる環境は、プログラミングを勉強する上でとても重要です。
今の会社に転職し、先輩のエンジニアにいろいろ教えてもらえるようになってから、独学の時の何倍も早くスキルが上達していきました。
整った環境でプログラミングスキルを身につけたい方は、自己投資だと考えチャレンジしてみるのもアリです。
努力した者のみが成功する
私は「はじめの一歩」というボクシング漫画が大好きでして、その中で登場する鴨川会長のセリフが、自分がしんどい時に背中を叩いてくれます。
「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!」
この言葉の通り、どれだけ行動し努力したとしても必ず成功するとは限りません。しかし、豊かな人生を送るためには、自分で行動してつかみ取るしか方法はありません。
売れない営業マンとしてくすぶっていた私も半年で変わることができました。今では自分の仕事に誇りを持って、活き活きと仕事ができていると実感しています。
ぜひこの記事を最後まで読んでくれたあなたにも、自分の自信となるスキルを身につけて、豊かな人生を歩んでいただきたいと考えています。
読んでいただき、ありがとうございました!!