プログラミングって理系有利なイメージがあって、文系卒の自分には難しいかも…と、なかなかはじめの一歩が踏み出せない方が多いです。
文系卒でもプログラミングって習得できるの?
文系の私でも学習しやすい言語を知りたい!
そんなあなたのために、文系でもプログラミングは独学可能な理由と、文系にオススメなプログラミング言語について解説します。
結論を先に言ってしまうと、文系でもプログラミング独学は可能です。そして独学するならWEB系言語がオススメです。
私自身、WEB系言語を独学してエンジニアに転職しましたので、経験談も交えてお話していきます!
結論:文系卒でもプログラミングは習得可能
プログラミングを学習する上で皆さんのハードルと思われているのが「数学」です。
「プログラミング」と聞くと理系有利なイメージが先行しがちで、「私は文系卒で数学全然できないから」と敬遠している方が私の周りにも結構多いです。
ですが、その考えは半分正解で半分間違い。
実はプログラミング言語には用途に合わせていろんな種類がありまして、ガチガチの理系人間じゃないとできない上級レベルの言語もあれば、中学レベルの数学さえできれば習得可能なプログラミング言語も全然あります。
なので、言語選びさえ間違えなければ文系でも十分習得は可能なんです。
そして、ホームページ制作等に使われるWEB系言語は、基本的な四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)以上の数学力があれば特に問題ありません。
なので文系卒の方でも比較的挑戦しやすい言語なんですね。
文系にはWEB系言語をオススメする理由
上記以外にもWEB系言語をオススメする理由がいくつかあるので解説します。
- 身近なものに使われているのでイメージしやすい
- 他の職種・業界でも応用がきくスキルである
- 今後も需要がある
身近なものに使われているのでイメージしやすい
先ほども少し触れましたが、WEB系言語はホームページやWEBサービスを制作するための言語です。
google検索で何か情報を得るときに目にするサイトも、あなたが務めている会社や学校のホームページも、基本WEB系の言語によって形成されています。
それだけ自分たちの生活に近いものを作るスキルだとわかれば、今の勉強で何ができるのか理解しやすいので、「何のために勉強しているのかわからない」なんてことにはなりにくいはずです。
ちなみに「俺、仕事でホームページ作ってるんよねー」と周りの友達に言ったら、「お前すご!」ってなりやすいのでモチベーションも上がります。笑
他の職種・業界でも使えるスキル
WEB制作ができるようになると、自然とITに関する知識も増えるため、エンジニアにならずともIT業界への転職はしやすくなります。
また、WEB制作は、WEBマーケティングやWEBデザインと密接な関係なので他ジャンルを学ぶきっかけにもなりやすいのも特徴。
私はもともと広告業界に興味があったため、WEB制作の経験を活かしてWEBマーケティングの分野にも挑戦しています。
多種多様なスキルを掛け合わせることができれば、個人の市場価値も上がりやすいでしょう。
今後も需要がある
「WEB制作はオワコン」なんていう声もありますが、現在でもWEB集客に尽力するためにホームページを作り直したいという企業はたくさんあります。
最近はフリーランスの方から個人のポートフォリオサイトの作成依頼がくることも増えており、需要がなくなることはないなと感じています
さらに、ShopifyなどのECサイトの需要も高まりつつあるので、EC制作のスキルも磨けばさらなる伸びしろも期待できます。
WEB系言語の種類と勉強方法
ここまで読んで「じゃあ、何から勉強すればいいの?」と考える方も多いか思いますので、簡単に順番をお伝えしていきます。
一般的にWEB制作で必要になる言語はこちら。
- HTML・CSS
- Javascript
- wordpress(PHP)
まずはHTML・CSSから始めるのが王道
WEB系の言語で行くなら、まずはHTML・CSSから勉強していきましょう。
私もいろんな勉強法を試しましたが、一番合ってたのはyoutube動画での勉強でした。以下の記事にオススメの勉強法をまとめています。
Javascriptで差をつける
HTML・CSSを一通りできるようになったら、Javascriptを勉強しましょう。
Javascriptは、HTML・CSSで作ったページに様々なアニメーションを加えたり、機能を追加したりすることができ、サイトのユーザビリティを高めるのに必要な言語です。
HTML・CSSに比べると難易度は高いですが、WEB制作の仕事をする上では必須の言語ですので、頑張って覚えましょう。よかったらこちらも参考にしてください。
wordpressでサイト構築できるようになる
wordpressは誰でも簡単にブログサイトなどを立ち上げることができるツールで、企業のコーポレートサイトなどはwordpressをカスタマイズして作成されていることが多いです。
PHPなどのシステム系の言語も抑える必要があるため、難易度がさらに上がりますが、WEB制作を仕事にするためには必須ですので頑張って勉強しましょう。
独学で習得するのに必要な勉強時間:約400時間
学習に必要な時間は個々人で異なるのでなんとも言えませんが、私ベースでお話すると、全くの初心者がwordpressでWEB制作ができるようになるまで約400時間ぐらいです。
その400時間の内訳は以下の通りです。
- html・css→ 約200時間
- Javascript→ 約100時間
- wordpress→ 約100時間
平日2時間・土日6時間は勉強すると仮定して、4~5ヶ月ぐらいはかかる計算ですね。
パッと見しんどいと感じるかもですが、半年で一生使えるスキルが身につくと考えれば、かなりコスパがいいと思います。
私もWEBエンジニアに転職するまで半年かかりましたし、途中しんどくて何度も辞めたくなりましたが、今は「あの時諦めずに頑張ってよかった」と心から思います。
その経験をベースに半年でWEB系言語を習得し、エンジニア転職を目指すためのロードマップを作成しました。よかったら参考にしてください。
まとめ:ポイントおさらい
最後に今回の記事のまとめです。
- 文系でもプログラミング学習は全然可能
- WEB系言語が勉強しやすくて需要もあるのでオススメ
- 習得までに4~6ヶ月は必要だけど結果コスパがいい
もちろん時間はかかりますが、文系卒でもプログラミングは独学で習得することはできます。
正しい方法で努力を継続し、自分の将来を切り開いていきましょう!
読んでいただき、ありがとうございました!