こんにちは、Autumn(オータム)です。
今後のキャリアを考えてエンジニアに転職のためにプログラミングスクールに通うか、独学で勉強するかで迷う人が多いです。
「独学でエンジニアに転職することは可能なの?」
「独学するメリットがあるのなら教えて欲しい!」
そんな疑問にお答えします。
・前職では住宅会社の営業マンとして4年間勤務
・働きながらプログラミングの独学を半年間継続
・デザイン会社にフロントエンドエンジニアとして転職
・現在はWEB制作とWEB広告運用のサポートに従事
独学でエンジニアに転職することは可能
結論から言うと、独学でエンジニア転職は十分可能です。独学でエンジニアになった人は私の周りにもゴロゴロいます。
ただ、プログラミングには向き不向きがあるし、環境の整ったプログラミングスクールに比べたら難易度も高めなのは事実。
独学で未経験から転職した人は全体の3割ぐらいかなと思います。
「じゃあ結局どっちがいいの?」
と思うでしょうが、人それぞれで適した方法は変わります。
まずは独学のメリットデメリットそれぞれを知って、自分に合うかを考えていきましょう。
プログラミング独学のメリット
まずは、独学を選択するメリットを3つ紹介します。
- 金銭コストを抑えることができる
- いつでも辞めることができる
- 自分で勉強する習慣が身につく
順に解説していきますね。
金銭コストを抑えることができる
これはもう言わずもがなですが、お金がかからないというのは本当にメリットが大きいです。
おそらく、独学を志す人のほとんどが一番に思いつく理由でしょう。特に貯金もなかなかできない若手の社会人にとっては金銭面の障壁は想像以上に高いものです。
最近は無料もしくは低コストで学習できる有益な教材があるので学習ハードルも下がってきているのもポイントです。
私もyoutubeでプログラミングに関する動画を見漁って勉強してましたー。
いつでも辞めることができる
これから始めたいと思っている人に言うのもアレですが、「辞めるハードルが低い」ことは大事なポイントです。
何度も言いますが、プログラミングは向き不向きがあります。
やってみて自分の肌に合わなければ、辞めて別のことを始めた方が良い結果につながることもあります。「方向転換がしやすい」というセーフティを持っておくことは意外と大事ですよ。
プログラミングスクールに通い始めてしまったら、「もう辞めます」と言うのはかなり勇気がいります。その反面、独学であればしれっと辞めることができるからラクですね。
自分で勉強する習慣が身につく
私が思うに、プログラミングを独学する最大のメリットが「自分で勉強する習慣が身につくこと」です。
もちろん最初はしんどいこともたくさんありますが、自分で継続学習ができるようになれば、だんだんと無意識レベルでできるようになるので、辛さがなくなります。
今はまだ信じられないかもしれませんが、3ヶ月勉強を継続することができれば徐々に実感してくるはずです。
未経験からの転職であれば評価ポイントにもなる
未経験からのエンジニア転職の人を採用する場合、技術レベルの他に「自ら積極的に勉強できる人か」が重要視されます。
なぜならエンジニアは転職した後もずっと勉強し続けないといけない職業だからです。「現状維持=衰退」です。
転職して実感したことですが、プログラミングスクールに通うにしろ、独学するにしろ、入社したタイミングでスキルには大した差はありません。
差がつくのはその後で、現場でどれだけ学びを得るかが重要です。
そして、その時に「自ら学び続け、成長できる姿勢」が活きてきます。
人から教えられるだけでなく、自ら疑問を持ち、問い続ける力がキャリアアップには不可欠です。
独学のデメリット
続いて、独学のデメリットも知っておく必要がありますのでご紹介します。
- 時間がかかる
- 間違った方法で勉強すると効果が出ない
- 相談できる人がいない
時間がかかる
一人で勉強していくには、それなりの時間が必要になります。
カリキュラムが明確なスクールとは違い、勉強方法から自分で考えて実行していく必要があるからです。
効率性もスクールに比べると、どうしても劣ってしまうのは否めないかなーと。お金を取るか時間を取るか、悩みどころですね。
間違った方法で勉強すると効果が出ない
先ほど勉強方法や教材はたくさんあると言いましたが、もちろん全てが有益というわけではありません。
自分に合わない方法を取ってしまうと、時間だけが浪費されて何も身に付かなかった、なんてこともありえます。
私も独学で最初始めた時は勉強の手順を間違えて、迷宮入りしてしまったことが何度もあります。
相談できる人がいない
個人的にはここが独学の最大の弱点だと思います。
プログラミングにエラーはつきものですが、何度調べても解決できないエラーにぶち当たった時に相談できる人がいないのはかなり辛いです。
今の会社に入社して、他のエンジニアが近くにいることの価値を痛感しました。
もちろん自分で解決しようとする姿勢は絶対必要なんですが、それだけに時間を割きすぎるのもよろしくないよ、ということです。
独学で転職できる人の特徴
上記のメリットデメリットに加えて、独学に向いている人の特徴も解説しておきます。
※絶対これがないとダメという訳ではありません。あくまでそういう人が多いなーと感じるだけです。
私の知り合いで独学でエンジニアになった人とお話して感じるポイントは以下の3つ。
- 目的を持って計画的に取り組める
- 過去に全力で努力したことがある
- 長期目線で考えることができる
目的を持って計画的に取り組める
まずは明確なゴール設定が自分でできているか、がカギになります。
プログラミングの勉強は、正直辛いことばかりです。大きな壁にぶつかることも多々あります。
「半年後にエンジニアに転職する!」
「副業で月5万稼ぐ!」
など、具体的で明確な目標がないと、途中で挫折してしまいます。
逆に目指すべき目標が明確な人は、自分のモチベーションを保つのが上手ですね。
過去に全力で努力した経験がある
今までの人生で何かに全力で取り組んだ経験がある人は、独学に向いていると感じます。
受験勉強・スポーツ・趣味なんでもいいです。結果の是非も関係ないです。
要するに、自ら挑戦し、たくさんの失敗を重ねてきた人は、努力の価値を知っています。そういう人は独学でも成果を出せますね。
長期的視点で考えることができる
プログラミング転職を達成するにはそれなりの時間がかかることを認識しておく必要があります。
私自身、エンジニアとして仕事ができるようになるまでだいたい6ヶ月ぐらいはかかりました。
特に最初の2〜3ヶ月は、文法がわからなかったり、エラーに苦しんだりなど、ほぼ成果が出ない時期が続きます。大半の人はそこで「自分には無理だ、向いてない」と感じて辞めてしまいます。
でも、独学でエンジニアに転職できた人は、皆その時期を乗り越えています。
「今やっていることは正しい」と信じ、1年後、3年後の自分を信じて突き進んだ人だけが成功を手に入れています。
個人的には独学に挑戦してみるのをオススメします
ここまで読んできて、未だに独学かプログラミングスクールかで悩んでいるなら、まずは低コストで独学してみるのがいいです。
その後でそのまま続けるのかスクールに通うのか、はたまた辞めて別のことに挑戦するのか決めればいいんです。この柔軟さは独学のいいところですね。
とにかくやってみないと自分に合っているかどうかも判断するのは難しいので、さっさと手を動かしていきましょう。
ちなみにWEB系言語であれば私の経験も役に立つはずですので、こちらの記事を参考に始めてみてください。
目的を見失わないようにしよう
ここまでプログラミング独学についてあれこれ解説してきましたが、最後に大切なことを一つお伝えします。
それは「勉強方法にあまり囚われすぎないようにしましょう」ということです。
どんな勉強手段を取るかよりも「何のためにプログラミングを勉強するのか」、つまり明確な将来への目的こそ一番大事です。
・キャリアアップして年収をあげたい
・将来性のある社会的価値の高い仕事をしたい
・自分の時間を大切にしたい
まずはそれぞれの目標を第一に考え、色々と行動してみましょう。百聞は一見にしかず、です。
本気でエンジニアを目指したいあなたへ
この記事を読んで、「独学で頑張ってみようかな」と少しでも思ってもらえたら幸いです。
最後に、独学でエンジニア転職を目指すロードマップを別記事にまとめましたので、参考していただけたらと思います。
エンジニアを目指すのは決して楽な道ではありませんが、その挑戦が長い目で見た時に必ずあなたの財産になっているはずです。
これからも、WEBエンジニアを目指す方を全力で応援して行きます!
読んでいただき、ありがとうございました!